現在、JR貨物の高崎機関区所属のEH200が、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン内で行われました。

しなの鉄道は、今年夏頃に新型車両SR1系の導入が予定しています。その製造をJR東日本の子会社である、総合車両製作所 新津事業所(J-TREC新津)に委託、現在製造が進められていています。

製造したものを輸送する際、ルートとして①首都圏周りで北長野まで輸送するルート②第三セクター(えちごトキめき鉄道、しなの鉄道北しなの線)経由で輸送されるルートがあります。
ただ、①に関してJR線経由だと、旅客鉄道会社に支払う列車通行料の問題や費用の他にも輸送に時間がかかるなど、様々なデメリットが生じます。
そのようなことからも、近年JR貨物は、私鉄との甲種輸送の取り扱いを縮小しています。

そういう因果関係から、今回は②のルートを採用されるとみられます。さらに、このルートを使用する場合、EH200はえちごトキめき鉄道にはあまり入線の実績がないことから、車両の試し走行、今回の試運転を行った可能性があります。

最初に出場するのは、青・赤塗装どちらでしょうか。出場までの期待感をもって待ちたいと思います。