Shonan-color train blog

「Shonan-color train blog」へようこそ。 JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社も含め、撮影記や個人的に気になるニュースなどをお届けしています。

    「Shonan-color train blog」へようこそ。
    JR東日本を中心に首都圏を走る私鉄各社も含め、撮影記や個人的に気になるニュースなどをお届けしています。

    2020年12月

    kBNa7DMh8BFXCXB1609334355_1609336109
    JR東日本は新幹線の車両の一部を利用した荷物輸送を2017年から行っています。また、今年(2020年)9月からは、東北新幹線・上越新幹線を走る一部列車の定期便として上下線で荷物輸送が行われています。
    そんな中、JR東日本が新幹線車両に貨物専用の車両を設ける他、貨物専用の車両新造に向けた設計作業に入ったと報道がありました。


    〈まずは新幹線の一部車両を改造〉
    第一段階目として、現在は第一段階目として、現在は車販準備室を使った荷物輸送が行われていますが、荷物を置くスペースにも限りがあります。また、より多くの荷物を大量に運ぶためにはスペースの確保が必要になってきます。
    そのため、第二段階目として新幹線車両1編成のうち1両を貨物専用に改造することを検討されています。

    具体的に、1編成のうち1両の座席を全て取り外し輸送用に特化した車両への改造するとのこと。
    これによって、従来の輸送量の10倍ほど輸送量を拡大できるとしています。
    さらに、貨物輸送については「コンテナ式」を採用してきましたが、今回のような場合には「パレット式」(荷物を載せるための荷役台)に変更されます。
    パレット式になることで、荷物を荷役作業の向上や効率化を目指せる利点があります。

    改造対象となる車両は、様々な報道機関の記事によると、東北新幹線や北海道新幹線で運用しているE5系やH5系などが有力視されています。


    〈貨物専用車両の導入も〉
    第三段階目として貨物専用の車両新造に向けた設計作業も開始されています。導入は数年先を計画しています。ただJR東日本の幹部は、「あくまで新造が検討されている専用車両は、全ての車両が貨物専用になるということにはありえない」とし、否定的な発言をしています。
    その上で、「貨物専用車両と旅客用車両を併せ持った車両も発想の一つだ」と述べています。
    (→https://article.auone.jp/detail/1/3/6/7_6_r_20201117_1605561912194754


    何より、昨今の情勢の影響で旅客数も減少している影響で今年度の業績予想が赤字となったJR東日本。
    昔にも"貨物新幹線"の計画はありましたが、その後は見送られました。
    将来的に実現する可能性が出てきて、現実に貨物専用車両が登場することを個人的に期待しています。




    この記事をもって2020年最後の記事の更新とさせていただきます。
    来年2021年も当ブログをよろしくお願い致します。

    qIbCtgLjvJXES2W1609220350_1609221692
    JR東日本横浜支社は、2021年3月14日のダイヤ改正を実施すると発表しました。
    今回は東海道本線(熱海~東京間)の項目に限って見ていきます。

    <ポイント>
    「通勤快速の廃止
    1990年3月10日のダイヤ改正で新設された「通勤快速」の種別が2021年3月14日のダイヤ改正以降は廃止されます。
    通勤快速は平日の下り列車のみに設定されていて、上り列車及び土休日の運転はありません。
    東京を出ると、停車駅は「新橋・品川・大船・藤沢・茅ケ崎・平塚・国府津・小田原」です。

     JR東日本の駅の中で4番目が乗降客数が多い横浜駅(2一日平均約84万人)や、11番目に乗車人員が多い川崎(2一日平均約43万人)、30番目に多い戸塚(2一日平均約22.4万人)、比較的少ない辻堂・大磯・二宮・鴨宮駅は通過します。
    (※乗降客数=乗員人員を単純に2倍したもので、実際とは異なる場合がございます。)
    (※
    2 データは最新2019年度版で、JR東日本が発表した→https://www.jreast.co.jp/passenger/を参考にしました。)

    特に横浜駅には、JR東日本の特急「成田エクスプレス」や「サフィール踊り子」などが停車したり、京急や相鉄、市営地下鉄も乗り入れていたり、そもそも乗降客数が多いのになぜ通過なのかという疑問もありましたね。

    〈ダイヤ改正以降は…?〉
    2021年3月14日のダイヤ改正以降は、平日下り4本全てが「快速アクティー」に種別を格下げした上で運転されます。


    快速アクティー」の運転本数見直し
    1989年3月11日のダイヤ改正から運行されている「快速アクティー」の運転本数見直しや、ディータイムの普通列車の運転区間・運転見直しが実施されます。
    快速アクティーの停車駅は「東京・新橋・品川・川崎・横浜・戸塚・大船・藤沢・茅ケ崎・平塚・国府津・小田原・早川・根府川・真鶴・湯河原・熱海」です。
    快速アクティーが新設された当初は、戸塚・早川・根府川は通過していましたが、徐々に乗降客数が増えてきました。その結果、複数回のダイヤ改正を経て停車駅に追加された経緯があります。

    これまで10時台~18・21・22時台の毎時1本ずつ、上野東京ライン宇都宮線直通(一部東京行き)の列車に設定された上り列車及び、8・9・11~17時台の毎時1本ずつ、上野東京ライン東海道線直通の列車に設定された下り列車の「快速アクティー」の列車が廃止になります。(時刻は全て横浜駅基準)

    平たく言えば、上り列車の「快速アクティー」全列車及びディータイム時の下り列車の一部列車が廃止になります。
    その他、快速アクティーの運転区間が東京~熱海間から、東京~小田原間短縮されます(熱海~小田原間の快速アクティー廃止)。


    普通列車の運転区間・運転本数見直し
    ディータイムの下り列車の「快速アクティー」を「普通」電車に格下げする事によって、11時台~14時台の04発・33発・56発に運転間隔がパターン化されます。(普通 熱海行きの列車)

    その他にも、小田原行き→平塚行きに行先が変更になる列車もあるなど、平塚~小田原間の運転本数の見直しも今回のダイヤ改正で行われます。(⇒https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20201218_y01.pdf

    地味に辻堂始発の電車が設定されたり、増発列車もある所もポイントの一つですかね。

    まとめてみると、2021年3月のダイヤ改正以降の東海道本線(熱海~東京)の運行形態は以下の表になります。(湘南新宿ライン快速・特別快速・特急列車は除く)

    (※〇は停車、×は通過を表しています。)

    2021年3月ダイヤ改正以降の運行形態
    停車駅 普通 快速アクティー
    東京
    新橋
    品川
    川崎
    横浜
    戸塚
    大船
    藤沢
    辻堂 ×
    茅ケ崎
    平塚
    大磯 ×
    二宮 ×
    国府津
    鴨宮 ×
    小田原
    早川
    根府川
    真鶴
    湯河原
    熱海
    ちなみに通勤快速の廃止は東海道本線に限らず、高崎線・宇都宮線でも実施されて、高崎線系統が「快速アーバン」に、宇都宮線系統が「快速ラビッド」にそれぞれ種別が格下げされます。

    東海道線では、185系「踊り子」定期運行終了、E257系2000番台「踊り子」追加投入・2500番台「踊り子」営業運転開始、湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原の廃止、特急湘南の新設、快速アクティーの列車本数見直し、普通電車の運転区間見直し、等々大規模な改正内容となりました。
    3月のダイヤ改正以降から少し新しい東海道線の環境に、少しずつ慣れていこうかなと思います。


    【関連記事】







    bNmakm7PVJ2wtYA1608986003_1608986494
    おはようございます。
    185系の中で唯一シングルアームのパンタグラフで、80系を模した湘南色塗装を経験したことがあるOM-03編成が先日24日に長野総合車両センターへ自走回送されたことが判明しました。
    4uzxP9KliV13tVE1608986633_1608986742
    オオOM-03編成登場当時は7両編成で登場しましたが、後にグリーン車一両(サロ185-206)が廃車になりました。その後は6両で特急運用や臨時列車にも充当されました。
    最近になってからは運用に入ることもなく、長らく東大宮センター留置され続けていました。

    今回の回送は疎開に伴う回送と思われていますが、E257系2000番台・2500番台導入の流れを見ていくと廃車の可能性も否定できません。
    できればもう一度、東大宮まで帰ってきてほしいところですが、なかなか厳しそうですね。

    185系も、これから徐々に疎開・廃車回送といった動きが出てくると思われますが、今はしっかりと思い出が残せるようにしたいと思います。
     

    本日21日~22日にかけて相鉄20000系の第七編成目にあたる新製車両20107×10(20107F)が下松~相模貨物間で甲種輸送されました。後に厚木へ輸送される見通しです。
    今年度(2020年度)の20000系10両編成の製造は20107×10(20107F)をもって終了となり、8両編成の20000系の製造に転換されます。

    ⇒20107×10(20107F)は2021年1月13日から営業運転を開始しました。

    本日21日にデビューする横須賀・総武快速線用のE235系1000番台。
    本日の夕方01S運用 大船始発の普通君津行き(大船16:51発、君津19:06着)から運用が始まりました。
    E235系クラJ-01+クラF-01
    初の運用を務めるのは、鎌倉車両センターに留置されているクラJ-01編成+クラF-01編成が今の所、有力視されています。

    16:42現在、鎌倉車両センターを出区。
    16:46現在、大船駅に停車中、出発式実施。
    16:59現在、上り一番列車が大船駅を出発しました。


    山手線で走っている0番台がデビュー初日に機器故障の為、運転打ち切りとなってしまいましたが、二の舞にならないように願うばかりです。
    今後2020度内に8編成導入予定なので、E217系のほうも年明けに動きがありそうです。

    (16:59 内容一部変更)

    ※運行状況により運用が変動する可能性もあり、急遽E217系での運転になる場合もございます。
    また、E235系の運用に関するJRへの問合せはご遠慮下さい。

    tfd2qV4rLkZO6zZ1607605867_1607606569
    先程、JR東日本より2021年度の春のダイヤ改正の詳細が発表されました。
    本記事では、特急「湘南」のダイヤ・停車駅についてまとめたいと思います。

    【特急「湘南」のダイヤと停車駅】
    ・特急「湘南」時刻表と停車駅
    まずは特急「湘南」のダイヤと停車駅をまとめていきたいと思います。
    UcxwFT5SYPuxhTg1617022475_1617022487
    (上記表はJR東日本プレスリリースを元に作成。)


    〇上り列車
    ●パターン1
    停車駅:平塚・茅ケ崎・辻堂・藤沢・大船・品川・東京
    湘南2号のみ該当。

    ●パターン2
    停車駅:小田原・平塚・茅ケ崎・辻堂・藤沢・大船・品川・東京
    湘南4号12号・14号が該当。

    ●パターン3
    停車駅:小田原・茅ケ崎・藤沢・品川
    湘南6号のみ該当。

    ●パターン4
    駅:小田原・茅ケ崎・藤沢・品川・新橋(地下)・東京(地下)
    湘南8号のみ該当。

    ●パターン5
    駅:小田原・国府津・二宮・平塚・茅ケ崎・藤沢・品川・新橋(地下)・東京(地下)
    湘南10号のみ該当。

    ●パターン6
    停車駅:小田原・茅ケ崎・藤沢・渋谷・新宿
    湘南22号・26号該当。

    ●パターン7
    停車駅:小田原・国府津・二宮・平塚・茅ケ崎・藤沢・渋谷・新宿
    湘南24号のみ該当。


    YkYW0XhN6rMMRc91617022237_1617022410
    (上記表はJR東日本プレスリリースを元に作成。)

    〇下り列車
    ●パターン1
    停車駅:東京・品川・大船・藤沢・辻堂・茅ケ崎・平塚・国府津・小田原
    湘南1号・3号・5号7号11号・13号・15号・17号が該当。

    ●パターン2
    停車駅:東京・品川・大船・藤沢・辻堂・茅ケ崎・平塚・二宮・国府津・小田原
    パターン1の停車駅に加えて二宮駅が停車駅に加わっているパターンです。湘南9号が該当。

    ●パターン3
    停車駅:新宿・渋谷・藤沢・茅ケ崎・平塚・二宮・国府津・小田原
    湘南21号・23号が該当。

    太文字は、E257系2000番台+2500番台併結の14両編成で運転、それ以外は2000番台の9両編成。

    特急「湘南」は上り列車が10本・下り列車が11本と、計21本運行されます。
    特急「湘南」の時刻に関して見れば、中央本線で前々回の春のダイヤ改正(?)で行われた「特急はちおうじ・特急おうめ」が「中央ライナー・青梅ライナー」のダイヤをほぼ置き換えたように、湘南ライナー(上下線)・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原のダイヤをほぼ踏襲した感じです。(ただ、何本か新設、廃止される列車が見受けられます。)

    唯一、下り列車の湘南15号が寝台特急サンライズ瀬戸・出雲の出発時間と被りました。
    最新のサンライズ瀬戸・出雲号の東京駅発車は「21:50発」となりました。

    <特急「湘南」になってからの変更点>
    ①運行時間(一部列車)見直し
    ・平塚駅始発(06:25発)が新設。
    ・東京駅22:00発の列車を創設、東京駅23:30発の列車を廃止。下り列車現行の本数11本に。

    ②国府津・平塚・辻堂・大船に停車する列車の増発

    ・国府津駅停車の下り列車:現行10本⇒11本(下り列車は全列車停車)に。1本増発。下り列車のみ増発・上り列車は現行の2本のまま。)

    ・平塚駅停車の上り列車:現行4本⇒6本に、下り列車:現行10本⇒11本(下り列車は全列車停車)に。 上り列車が2本、下り列車が1本増発。

    ・辻堂駅停車の上り列車:現行2本⇒4本に、下り列車:現行7本⇒9本に。それぞれ2本ずつ増発。

    ・大船駅停車の上り列車:現行2本⇒4本に、下り列車:現行8本⇒9本に。 上り列車が2本、下り列車が1本増発。
    (※上り列車の現行は湘南ライナー・おはようライナー新宿の本数の合計、下り列車の現行は湘南ライナー・ホームライナー小田原の本数を含めています。)

    となります。
    特急「湘南」で新設される影響でライナー全列車は廃止となっていますが、車両そして名称も一部ですが後世に残されることとなります。

    ※時刻表作成に当たり何回もチェックしていますが、不備がありましたら申し訳ございません。これによる責任は負いかねます。


    【関連記事】



    このページのトップヘ