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E235系1000番台クラF-02編成がJ-TREC新津出場&試運転を実施
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当初、京浜東北・根岸線にワンマン化対応の新型車両が導入される計画が浮上していましたが、最新のJR東日本労働組合の提言:車両置き換え計画(=ベストプラクティス)によりますと、京浜東北・根岸線に加えて、横浜線にも新型車両E235系を導入を検討している段階であると言及しました。
さらに、ワンマンに対応したE233系を房総・高崎・松本・甲府エリアや仙石線等に導入する旨の文言も同組合資料に掲載されていました。
(置き換えが計画?されている、横浜線E233系6000番台@八王子みなみ野)
2024年度以降となりますと、横浜線E233系6000番台は製造・デビューしてから約10年を迎えることとなります。
電車の減価償却期間は13年とされていますので、ワンマン化・他線区転用の工事を行い、転用する時期としては(若干期間を残しながらも)妥当な時期と考えられます。
(こちらも置き換えが計画されている、京浜東北・根岸線E233系1000番台@横浜駅)
そもそも、E233系1000番台は現在10連×82本(820両)、同6000番台は8連×28本(224両)がさいたま車両センター、鎌倉車両センターにそれぞれ所属しています。
では、置き換えが計画されている車両数を見ていきます。(2021/6/1現在)
仙石線205系3100番台・・・※4連×17編成の計68両が在籍。
内房線、外房線、成田線、鹿島線、東金線209系・・・4連×48編成(=192両)、※6連×18編成(=108両)の計300両が幕張車両センターに在籍。
上越線、両毛線、吾妻線211系・・・4連×23編成(=92両)、6連×7編成(=42両)の計134両が高崎車両センター本所に在籍。
中央線、篠ノ井線、信越線211系・・・0・2000番台→6連×14編成(=84両)、1000・3000番台→3連×36編成(=108両)の計192両が長野総合車両センターに在籍。
※数は解体済み・廃車予定・保留車の数は含まれていません。
中央・総武線の209系500番台の武蔵野線、八高・川越線の転用、そしてE231系0番台・900番台の武蔵野線・八高、川越線への転用、さらに山手線E231系500番台の中央・総武線転用のような大規模な動きが今後行われると推測されます。
また内房線、外房線、成田線、鹿島線、東金線といった千葉エリアでは、末端区間において"ワンマン運転"の機能が新製当初から兼ね備えたE131系0番台・80番台が営業運転が開始されています。
また他線区・他エリアに関しても、特に相模線・鶴見線・南武支線といった205系が運用を続けている路線もありますので、今後どのように推移していくのか非常に気になりますね。
今回は、さすがに公式の発表ではありませんので、新たにE235系を新造するのか、それとも他線区のE233系の転用を行うかはまだまだ計画段階の状態です。今後の状況により変更が加えられることがあると思いますが、今後どのような車両の動きになっていくのか注視したいところです。
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