JR東日本・伊豆箱根鉄道は特急踊り子号について、全列車(サフィール踊り子除く)がE257系2000番台・2500番台での運転になることを発表しました。
2021年の春(おそらく3月のダイヤ改正)より、すべての特急踊り子号の運用がE257系2000番台・2500番台に置き換わり、現在定期運行している車両を含め185系は「踊り子号」から完全に引退する事になります。
やはり、改めて発表のプレスリリースを見ると寂しさが蘇ります。
E257系2000番台・2500番台導入発表時点では、修善寺駅まで乗り入れる踊り子号が存続するか否かが話題となりましたが、存続が決まりました。
今回のポイントはスワローサービスの新設で全席が指定席になり、新幹線の乗り継ぎ割引の廃止、運賃が若干安くなる点(JR)でしょうか。
参考程度に特急料金をまとめてみました。
(※スマートフォンで閲覧されている方はPCサイト版だと表が見られます。)
こう見ると現行の自由席料金よりかは高くなったものの、現行の指定席料金と比べては安価になったと伺えます。
えきねっとチケットサービスを51km~100kmの区間で使うと自由席特急よりも安くなっている点に些か違和感を感じますが、料金は全てJR東日本が発表している数字をまとめたものです。
※特急踊り子号の自由席・指定席特急料金 参考(全て事前料金・通常期) | |||
~50km | 51km~100km | 101km~150km | |
自由席料金(現行) | 520円 | 950円 | 1,360円 |
指定席料金(現行) | 1,050円 | 1,480円 | 1,890円 |
指定席料金(2021年3月~) | 760円 | 1,020円 | 1,580円 |
えきねっとチケットサービス | 660円 | 920円 | 1,480円 |
えきねっとチケットサービスを51km~100kmの区間で使うと自由席特急よりも安くなっている点に些か違和感を感じますが、料金は全てJR東日本が発表している数字をまとめたものです。
【踊り子号の直通先の対応】伊豆急行線→特急料金が均一520円(大人料金) 指定券の車内購入はJRと同様に追加料金発生※指定座席&未指定席の同じ料金。ただし、未指定席から指定席券へ変更しても追加料金は発生しません。伊豆箱根鉄道駿豆線→大人200円(子供100円) ※現行は特急料金不要。
料金については、JR・伊豆急行線の2社は年間を通じて同一の料金と言及していますが伊豆箱根鉄道駿豆線内の未指定券&指定券については詳しくは言及はありませんでした。
また、修善寺行きの踊り子号については、私は個人的には気になっていた部分でしたので存続が決まり、一安心。
JR東日本最後の国鉄型特急電車として東京~伊豆急下田・修善寺間を一日何往復も駆け抜けました。
2020年3月のダイヤ改正より、東海道線~伊豆急行線・伊豆箱根鉄道を結ぶ「特急踊り子」号の185系・251系置き換え用として一部運用がE257系2000番台に置き換わりました。
宮オオ所属の185系200番台も特急踊り子の運用に入ったり、多い時期には4種類の塗装が東海道線を駆け抜けるときもありました。
E257系2000番台・2500番台に全車置き換わるのは残念ですが、ダイヤ改正日まで何事もなく駆け抜けていただきたいと思います…。
スワローサービスの仕組み→(https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201112_ho02.pdf)
【関連記事】
コメント
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。