zrVF2xDghMzGp6i1598095307_1598095336
東京メトロはこのほど、2020年度の設備投資計画を発表しました。
来年夏ごろの東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、駅や車両・そして海外鉄道会社の事業計画も様々な用途に使われる予定です。私が個人的に気になったところを中心にピックアップ・まとめてみました。

・車両部門(新型車両の導入など中心)
日比谷線・・13000系2編成導入⇒全44編成の導入完了。
丸の内線・・・2000系導入⇒2023年度全52編成(53編成→52編成に変更)を導入完了予定。
副都心線有楽町線・・・17000系10両編成を2編成導入
半蔵門線・・・18000系導入は2021年度から予定。

東武スカイツリーラインと日比谷線を結ぶ、座席指定列車THライナーが6月6日から導入。
(恵比寿~久喜の運行)

・施設部門(ホームドア・駅設備など)
~ホームドア~
銀座線・・・渋谷駅
日比谷線・・・虎ノ門ヒルズ駅等 計6駅(今年度からスタート)
東西線・・・大手町駅等 計3駅
半蔵門線・・・三越前駅等 計3駅
※日比谷線虎ノ門ヒルズ駅が6月6日に開業。

~駅設備~
2019年度までにかけて千代田線・半蔵門線・日比谷線・南北線・丸の内線では新型発車標へ順次交換、放送も変更。⇒2020年度は有楽町線・副都心線・東西線の各線にも順次交換・変更へ。全線交換完了へ。

銀座線リニューアルプリジェクトも進行。(外苑前・青山一丁目・銀座・京橋・日本橋)

~その他~
銀座線虎ノ門駅と日比谷線虎ノ門ヒルズ駅が乗り換え駅に。
丸の内線・銀座線・日比谷線の銀座駅と有楽町線銀座一丁目駅が乗り換え駅に。



(p.s.)
8日までに輸送された17000系は10両編成の出場でした。いよいよ7000系の置き換えがはじまります。

そして今年度中には、半蔵門線に新型車両18000系が導入される旨のプレスリリースが出ると思われます。こちらは8000系が置き換え対象となります。

丸の内線2000系も導入が進んでおり、21編成目が甲種輸送されてきていますので、02系の記録も徐々に進める事をお勧めします。当初は53編成導入されるはずでしたが、今回の計画では52編成になっておりましたので、変更された点が注目すべき所ではないかなと思います。

【関連記事】
●JR東日本 2020年度設備投資計画


●京急電鉄 2020年度設備投資計画



●相模鉄道 2020年度設備投資計画